GW 突入前の 4/24、AvePoint Japan では第 8 回目となる Office 365 データ保護オンラインセミナー が開催されました。これまでの回はすべて Microsoft Teams についての内容だったのですが、今回はもう少し守備範囲を広げ、Office 365 データ保護 (現: Microsoft 365) についてお話させていただきました。
OneDrive for Business や Microsoft Teams などのデータを扱う IT サービスを利用するうえで、「データ保護」 は非常に大事なトピックなのは皆さん重々承知のことと思います。
しかし、データ保護は 「地味」「わくわくしない」 という印象があるのか、表立って話題にされることはあまり多くなく、どちらかというと「利活用促進」 や 「実用事例」 といったトピックに注目が集まりやすいのも事実です。
このようなちょっぴり地味なトピックであったこと、また内容も IT 部門向けの内容であったこともあり、スタッフとも 「視聴してくださる方はどのくらいいらっしゃるか」 と何となく心配していました。
しかし、フタを開けてみればたくさんの方にお申し込みをいただき、そして嬉しいことにいつも以上の参加率・驚くほどの途中退席率の低さで、嬉しい驚きをいただいた回となりました。これは、参加してくださった皆様がどれほど真剣に 「Microsoft 365 データ保護」 を捉えておられるかの現れだろうとも考えています。
オンエア中にもお話させていただきましたが、例えばデータのバックアップでは、「クラウドだからバックアップは必要ないんじゃない?」「Microsoft がバックアップしっかり取ってくれているはずだから、気にしなくても大丈夫!」 といったような意見が散見されます。
しかし、このような意見は、しばしば 「Microsoft 365 の標準機能ではどこまでバックアップしてくれるのか」「万が一のデータロスがあった場合、どのような対応をすれば復元できるのか」「復元はどのくらい大変なのか」「時間はどのくらいかかるのか」 などを把握しないまま、「なんとなく」「思い込み・思い違いに基づいて」 出されていることも少なくないようです。
また、データ保護に関する Microsoft 等のクラウド ベンダー、対するユーザー企業の責任範囲を知ると、自社のニーズは Microsoft の提供する SLA (サービス レベル合意) で満たせているのか? 標準機能をしっかり使いこなせていたのか、今後変更の必要はあるか? 標準機能でニーズが満たせない場合は、どのように強化をするのが最適か? なども、重要な検討事項になることがわかると思います。
オンライン セミナー開催後のアンケートでも、「Teams を利用する際のデータ復元について学べたことがとてもよかった」「具体的な例が上がっていたのでわかりやすかった」 と、お蔭様で好評をいただきました。
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