【AvePoint @ CEO コアノート】
先日の記事 でもお伝えしたとおり、米国・ラスベガスで開催中の、Microsoft パートナー企業のセールス部門・マーケティング部門を対象として開催される年に一度の一大カンファレンス 『Microsoft Inspire』 に AvePoint も参加しています。
開会から 3 日目にして、いよいよ Microsoft CEO のサティア・ナデラ氏が登壇し、コアノートが展開されました。
コアノートといっても単なる現状の振り返りではなく、SharePoint や Yammer、Teams、HoloLens といった Microsoft 製品が壇上で実際に使用された、何とも豪華なものとなっていました。
今回の記事では、コアノート会場の模様を AvePoint メンバーの撮影した写真とともにお届けしたいと思います。
まずは開幕前。全世界から集結したパートナー企業のメンバーたちが次々と入場し、T-Mobile スタジアムが見る見るうちに埋まっていきます。参加国の国旗を手にしている人たちの姿もちらほら目につきます。
開幕前にフロアで記念撮影。この時点ですでに会場はほぼ満席状態です。
ナデラ氏の登壇前には、来場者全員での合唱というスペシャル イベントがあり、お祭り好きな AvePoint メンバーたちもステージで盛り上げ役を務めました。
「水曜日の朝、合唱を終えた 1 万8000 人の観客に見守られて登壇し、技術に関するスピーチをするという、子どものころから夢見ていた日がついに訪れました」 と冗談を飛ばしてスピーチを始めたナデラ氏。
「あらゆる分野で使用されるようになる」 と同氏が予測するAI、54 ヵ国にデータ センターを構えるまでに成長したクラウドなど、優れたテクノロジーは日常の中に急速に取り込まれていき、その一部となると語ります。
世界の GDP に対する技術関連の出費の割合は 5% を超過していますが、2030 年までにこの倍になると予測されているそうです。これは、非 IT 関連分野にも IT 技術が援用されることがますます増えているためでもあります。
ナデラ氏はさらに今年 5 月 25 日に発効したばかりの GDPR についても ”Privacy is a human right” (プライバシーは人権) と語り、サイバー セキュリティ等の課題とあわせ、さらに真剣に取り組んでいく考えを示しました。
【Microsoft 365 で CEO 自ら実演! 《つながる》 ワークスタイル】
XBox 等のゲームにおけるマルチ デバイスから、Microsoft 365 等の別製品やサービスも多くを吸収していると語るナデラ氏は、自ら壇上で Surface や Android を操作して Microsoft 365 製品を使用し、実際の業務をどのようにこなしているかの端緒を見せるデモンストレーションを行いました。
Outlook が社内外すべてのユーザーとつながる 「オープン ループ」、Microsoft Teams が自分が直接かかわっているプロジェクトやチームとつながる 「インナー ループ」、Yammer が部門の枠を超え、社内のメンバーとつながる 「アウター ループ」 として機能していると、それぞれのツールの性格が説明されました。
自らが愛用している Outlook のダイジェスト機能や Yammer の “CEO Connection” グループなどを画面に映し出し、それぞれのツールの特色を生かしつつ、どのように社内外のメンバーとコラボレーションを行っているかの説明は、日頃それぞれのツールを活かして仕事をし、お客様へ利活用の提案を行っている AvePoint メンバーにとっても大きな刺激となったようです。
コアノートを終えたナデラ氏には、大きな拍手が送られていました。