DocAve® を利用した Atea、GDPR 対策と 1 TB の Microsoft® SharePoint® のバックアップを同時に実現
クリティカル ニーズ
- SharePoint コンテンツ (1 TB) のバックアップ & リストア
- サービス レベルのクオリティ向上と新ストラクチャへの移行の同時実現
- データ ストレージとデータ運用管理の GDPR 準拠状態の維持・その証明
バックアップ & リカバリー
Compliance GuardianDocAveAvePoint の移行ツール他のソリューションと比較すると、DocAve はエンド ユーザーにとっても、管理者にとっても 使いやすいツールを提供 してくれました。
北欧・バルト海地域の企業・組織向け IT インフラストラクチャを提供する企業としてマーケットを牽引する Atea は、テクノロジー上の課題にクリエイティブな解決策を見出し、さらにグローバル サスティナビリティ (持続可能性) の目標を満たすためのアプローチを顧客に提供しています。
これらの目標の達成には、Microsoft SharePoint のコラボレーション・ナレッジ共有機能の活用がキーとなります。Atea では、約 7,000 名のエンド ユーザーがプロジェクト管理・外部/内部向けの情報共有を中心に、 SharePoint 2010/2013 と Office 365 – SharePoint Online を活用しています。
オンプレミスとクラウドの両方を活用するハイブリッド クラウド環境の展開を行っている Atea は、当初 Microsoft の提供する既定機能のみで運用管理を実施する予定でしたが、それでは不十分であることが明らかになりました。
Atea のエンド ユーザーと業務のニーズにこたえるため、Atea は自社の所有する 1 TB の SharePoint 展開内容に対して使用できる、細かな指定のできるバックアップ & リストア ソリューションを模索しはじめます。
AvePoint の DocAve ソリューションを選択した Atea は、まずエンド ユーザーに対する SharePoint の柔軟性向上に取り組み始めます。エンタープライズ クラスの SharePoint インフラ管理プラットフォームである DocAve ソフトウェアは、SharePoint を使用する組織に対して持続的かつ生産的、かつ信頼性の高いアプローチを提供します。
「市場の他の製品と比較すると、DocAve はエンド ユーザーには柔軟性の高い操作方法を、企業には必要としていた移行ツールを提供してくれたという点において優れていると感じました」 と、 Atea でグループ CIO を務める Henrik Arndt 氏と、Share-Point ビジネス コンサルタントを務める Anne-Marie Mikkelsen 氏は振り返ります。
「Atea のエンド ユーザーの求めるサービス レベルは飛躍的に上昇しつつありました。」
DocAve バックアップ & リカバリーを利用してイントラネットとワークプレースのバックアップを実行した Atea は、SharePoint の既定機能だけを利用した場合よりも、バックアップが格段に利用しやすくなったことを実感しました。
Atea では、オンプレミス・オンライン両方での完全バックアップを週に一度のペースで実行しています。誤消去されてしまったコンテンツがあれば、20 分以内で復旧することが可能です。以前は同じ作業に 2 時間かかっていたため、60% の時間削減が実現できたことになります。
また、データ運用管理がコンプライアンス上問題なく実行できるような環境を維持することも、Atea の重要な要望のひとつでした。
2018 年 5 月 25 日から発効となる EU 一般データ保護規則 (GDPR) では、違反した企業・組織に巨額の過料が発生します。 世界中の企業・組織が対策を迫られる GDPR の条項のひとつに、「ユーザー権限の適切なトラッキング」 がありますが、 Atea が最も懸念していたのもこのポイントでした。
DocAve コンテンツ マネージャーと DocAve レポート ポイントを利用することにより、Atea は自社の SharePoint 環境全体を対象に、業務データの移動・コピー・再構成を実行することが可能になりました。同時にこれらの機能は、権限をトラッキングすることにより、コンテンツが適切に管理されていることの証明としても機能しています。
Atea では、GDPR への対応にこれらの機能を活用しています。
※AvePoint では、他にも GDPR 対応ソリューションを各種用意しております。詳細については こちら からご確認ください。
また、DocAve 移行ツールは、サイトやサイト コレクションを SharePoint 2010 ・2013 ・Office 365 の間で移動する場合にも威力を発揮します。
「Atea ではハイブリッド クラウド環境を使用しているため、別の構造を持つプラットフォームにサイトを移行できる機能は非常に便利に活用しています。使いやすいツールの導入で業務改善を果たすことができました」 と、Arndt ・Mikkelsen 両氏は語ります。
5 月に GDPR の発効を控えた 2018 年は、IT 産業にとって激動となることが予測されますが、DocAve の機能を活用している Atea は充分な準備をして 5 月 25 日を迎えることができそうです。Atea は DocAve 製品、そして Office 365 対応 SaaS 製品である AvePoint Online Services (AOS) の諸機能を活用してハイブリッド クラウド環境のメリットを享受することにより、自社の約 7,000 名のユーザーに対し、SLA を上回る IT サービスを提供することが可能になりました。
また、Atea は、高レベルな IT サービスをエンド ユーザーに提供する以外にも、GDPR 対策を進めてコンテンツ管理をシンプル化することにも成功しました。「DocAve を導入したことによる最も大きな成果は、全方向的なサポートやレスポンス タイムの削減などで、エンド ユーザーにより高度な IT サービスが提供できるようになったことです」 と、Arndt・Mikkelsen 両氏は語ります。
DocAve ソフトウェア プラットフォームを活用し、Atea は欧州の企業・組織の躍進に貢献し、企業として前進していくことを目指しています。
Atea は、北欧・バルト海地域を中心に、民間・公共団体の両方に向けて IT インフラストラクチャを展開する、北欧に拠点を置く企業です。IT チームの拠点はデンマークの Ballerup に位置します。