CD Group、DocAve® Online を組み込んだ Microsoft® Office 365 と Cloud|AG でサービス管理を実行、全国各地の従業員をサポート
クリティカル ニーズ
- 業務に必要となるデータへのアクセスを中央化し、遠隔地の相手とも簡単にコラボレーションできる環境を実現
- 誤って消去もしくは破損してしまった Office 365 のドキュメントやメールボックスを素早く回復
- Office 365 環境全体で、セキュリティ設定およびアクセス権限の管理を簡単に実行
「Cloud|AG の管理サービスと DocAve Online を使用することにより、Office 365 をより有効に活用できるようになりました」
CD Group の本社はジョージア州アトランタに位置しており、支社はコロラド州のデンバーに存在します。
しかし、同社は合衆国全土にわたってビジネスを展開しており、また、オフィスの外で仕事をするリモート ワーカーを多く雇用しています。約 150 名の従業員のうち、およそ 50% が在宅勤務など、同社のオフィス外で仕事をしています。
このため、同社が以前使用していたテクノロジーのみでは、従業員間のコラボレーションという課題に対処することが困難でした。
同社では、業務に必要なデータはローカルのファイルシェアに保存されており、また、コラボレーションは主にメールで実行されていました。
このため、在宅勤務者などのリモート ワーカーは、必要な情報にすぐにアクセスすることができず、コラボレーションには Dropbox などに頼らざるを得なくなっていました。
「以前の環境はリモート ワーカーにとって使いにくいものであっただけでなく、当時使用していたツールも、我々の業務に継続使用するにはあまりに種類があり過ぎ、まとまりを欠いていました」 と、CD Group のディレクターを務める Betsy Pope 氏は振り返ります。「誰でもドキュメントに簡単にアクセスできるようなソリューションが求められていました。」
これらの課題に対応するため、CD Group ではクラウド、特に Microsoft Office 365 に注目しました。
「Office 365 を導入すれば、業務上必要となるデータにより簡単にアクセスできるようになるだけではなく、従業員が既に使い慣れているツールのクラウド版も使用できるようになるのは魅力でした」 と、Pope 氏は説明します。
Office 365 の導入から最大の費用対効果を引き出せるよう、CD Group は AvePoint のパートナー企業である Cloud|AG のサービスを使用することになりました。
Cloud|AG は、CD Group の Office 365 へのプラットフォーム移行を主導し、さらにアプリケーションである ServicePoint 365 を導入しました。ServicePoint 365 は、Office 365 - SharePoint Online 用に開発された業界テンプレート アプリケーションです。
このソリューションはコラボレーションを促進するとともに、プロジェクトを中心として組み立てられており、組織や個人、チームがコンテンツ管理に対して持つニーズにこたえるものとなっています。
このアプリは、Cloud|AG によって管理されていますが、このアプリが使用しているのが、AvePoint Online Services の一部である DocAve Online です。
「アメリカ全土に散らばっている従業員に、業務に必要なツールに簡単にアクセスしてもらえるという点に魅力を感じました」 と、Pope 氏は語ります。「このアプリを使うと、導入・メソドロジ テンプレートのほか、顧客の固有情報もアップロードすることができます。このため、プロジェクト マネージャーは、プロジェクトのワークスペースにたくさんの成果物を載せることができるようになりました。」
Microsoft Azure 上にホストされる SaaS プラットフォームである DocAve Online は、組織のビジネス ニーズに応じて管理・保護・同期・レポート作成などの機能を提供し、クラウド コンピューティングを拡大することを可能にする製品です。
DocAve Online の最小単位バックアップ & リカバリー機能を使用することにより、Cloud|AG は環境内のすべてのコンテンツを保護・リストアすることが可能になりました。
「万が一業務に必要なドキュメントを消してしまったとしても、Cloud|AG では数時間のうちに復旧を実行することができます。これは、Microsoft に対してサポート チケットを送信して数日間、場合によっては数週間発生する待機時間に比べ、格段な時間の短縮です。我々は、顧客情報・顧客への連絡・情報のリソース・メソドロジ・プロジェクトの情報などをすべて Office 365 で管理しています。そのため、データや環境に対する確実な保護は必要不可欠でした」 と、Pope 氏は語ります。「ワークスペースやドキュメントを消去してしまったとしても、Cloud|AG が、業務に重大な影響を与えることなくドキュメントを回復してくれることで、安心して仕事を進めることができます。」
また、DocAve Online を使用して組織の環境を管理することにより、SharePoint Online のコンテンツ・構成・セキュリティに関連する管理・ガバナンス ポリシーの遵守を簡単に実行できるようになりました。
顧客情報をクラウド環境に保存している CD Group にとって、これは非常に大事なポイントです。
「我々は、可能な限り多くの情報をクラウドに保存したいと考えていましたが、セキュリティ設定を自由にコントロールできない事態は避けたいという希望も持っていました」 と、Pope 氏は語ります。「Cloud|AG の管理サービスと DocAve Online を使用することにより、Office 365 をより有効に活用できるようになりました。」
CD Group は、業務関連データを Office 365 と ServicePoint 365 からアクセス可能にしました。
また、Cloud|AG は DocAve Online を使用して同社の環境の管理を実行しました。
これにより、遠隔地にいる従業員が、Microsoft のクラウド コラボレーション ソリューションを使用して、より効率よくコラボレーションを実行することが可能になりました。
「CD Group は、テクノロジーに敏感な企業が、新たなテクノロジーをビジネス チャンスに変えた好例です」と、Cloud|AG の代表兼 CEO である David Huseonica 氏は語ります。「同社は、Microsoft のクラウド テクノロジーを最大限に効率よく使いこなしていると思います。」
今後も、CD Group では、Office 365 と ServicePoint 365 の機能を引き続き導入していく予定です。
特に、全社でナレッジ センターを活用することを検討しています。
「Cloud|AG のお陰で、クラウド ベースへのテクノロジーへのスムーズな転換が実現できたのと同時に、社内コラボレーションと生産性が向上しました」 と Pope 氏は語ります。「内部コストを節約すれば、それだけ顧客に利益を還元することができます。」
CD Group, Inc. (以下、CD Group) は、JD Edwards・オラクルの製品に特化した、フル サービス型のソフトウェアおよび ERP コンサルティング・管理を提供する会社です。