挑戦
COVID19 の脅威が増す中、Port St. Lucie市の IT 部門では、リモートワークを導入するための準備を開始しました。
「職員が仕事の要件で個人用ドライブにアクセスすることがないよう、2 部門のデータを OneDrive と SharePoint に移行しました。」 と、アシスタント IT ディレクターを務める Hannah Melton 氏は語ります。「非常に多くのデータを移行しましたが、移行は 12 時間以内に一晩で完了することができました。FLY を活用したことで、移行プロセスが非常にシンプルになりました。」
Melton 氏は以前にも、Microsoft の移行ツールが機能しなくなった際に FLY を活用して移行を完了した経験があります。
「移行に際して、我々は権限管理に問題を抱えていました。ファイルを移行すると、権限が保持されない可能性があったからです。」 と、Melton 氏は語ります。「しかし FLY を利用して私の個人用ドライブからデータを移行した際に、権限もそのまま保持されました。」
Port St. Lucie 市では、リモート ワークをサポートし、かつ職員間のコラボレーションを効率的に促進するための取り組みとして、Microsoft Teams の展開を開始しました。しかしサービス管理にかかる負担が大きい場合、IT 部門では対処しきれない懸念がありました。
「SharePoint と Teams を管理しているのは私だけだったため、パンデミックの影響で私のもとに払い出し要求が殺到していました。」 と、Melton 氏は振り返ります。「影響が出始めた最初の週だけでも、80 件のチームを一人で作成する羽目になりました。予算を申請しましたが、却下されてしまいました。」