Vision Australia、Microsoft 365 と Salesforce のデータ保護に AvePoint Cloud Backup を活用
クリティカル ニーズ
- アイテムレベルでのきめ細かなバックアップ機能
- 7 年間データを保持する能力
- Salesforce の顧客関係情報に対する保護
Salesforce® バックアップ
Cloud Backup の使い勝手の良さ、そしてメンテナンスがほぼ必要ないところは、第一級の製品といえると思います。
Vision Australia は、豪州の視覚障がい者に対するサービスを提供するトップ プロバイダーです。同団体の 35 のセンターを通じて、25,500 人以上の全年齢層の人々をサポートしています。
同団体は、Microsoft 365 に約 4.5 TB のデータを持ち、OneDrive、Teams、SharePoint、Planner を含むほとんどのサービスを活用しています。最近メインの CRM プラットフォームとして利用を開始した Salesforce には約 330 GB のデータが存在します。同団体の ITチームは、約2,000人のボランティアに加え、約 750 人のフルタイムのエンドユーザーをサポートしています。
Vision Australia が 2018 年前後に Microsoft 365 の活用を本格的に開始した際、同団体の IT チームはすぐに既定データ保護機能を拡張して、7 年間のデータ要件に合わせることを検討しました。
「Microsoft 365 には、基本的なデータ保護機能が存在しますが、それだけでは不十分です」 と Vision Australia のシニア システム管理者である Vip Thong 氏は語ります。「データは短期間しか保存されません。」
同氏は、バックアップ機能だけでなく、データの復元方法にも焦点を当てることが重要であることを認識していました。
「既定機能だけでデータを復元するのは簡単ではありません。PowerShell コマンドを実行するか、何をしているのか本当に理解していなければなりません」と Thong 氏は述べています。「それが、サードパーティのバックアップ ソリューションが必要であると考えた大きな理由のひとつです。」
非営利団体のボランティアは、民間部門の従業員よりも高い割合で離任します。サード パーティのソリューションを利用することで、Vision Australiaは、大規模なボランティアの採用と離任手続きをより簡単に行うことができるようになりました。
「Cloud Backup は、特に最低でも 1 年間のデータ保持が可能なので、オンボーディングとオフボーディングに非常に役立ちます」 と Thong 氏は語ります。「ボランティアの離任後はメール ボックスを削除して 1 年間保管し、もし戻ってきたときには簡単に復元できます。」
また、Vision Australia は最近 Salesforce を採用しましたが、こちらに対してもサード パーティ製のバックアップ ソリューションの検討を開始しました。
「Salesforce には、Microsoft 365 よりもバックアップ機能が不足しています」 と Thong 氏は説明します。「以前は、データを既定機能で復元するために多額の費用を支払わなければなりませんでしたが、今ではそのサービスさえ完全に廃止されています。顧客は情報を安全に保管し、必要なときに必要な情報を手に入れることができると信頼しているのですから、データを失うことは大きな問題です。」
Thong 氏にとって、AvePoint Cloud Backup は、使いやすい多様な機能を提供してくれるソリューションでした。
「製品のシンプルさは、製品の信頼性とともに最重要ポイントだと思います。サポートを受けるのが簡単なことも重要ですが、AvePoint の Cloud Backup はすべてをカバーしています」 と、同氏は語ります。
Cloud Backup の使いやすさにより、Vision Australia はバックアップ関連タスクに費やす時間を節約することに成功しました。
「他のベンダーと比較すると、Cloud Backup を使えば、バックアップ管理にかかる時間を 1 日 15 分程度節約することができます。1 ヶ月間にすると、節約できる時間は 8 時間になります」 と同氏は語ります。「初期設定も簡単で、特に Veeam のような製品と比較すると、初期設定時やメンテナンス、トラブル シューティングにかかる時間は非常に少なくて済みます。」
Thong 氏にとってもう一つの重要な検討事項は、Microsoft Teams のバックアップとデータ リカバリーが可能であることでした。
「今年のはじめに、組織全体で Teams の導入を開始したため、AvePoint がサポートしている Team とプライベート チャネルのバックアップが重要になってきました」 と同氏は振り返ります。
Vision Australia はこの成功を受けて、AvePoint の Salesforce バックアップ ソリューションを評価することになりました。
「数社の Salesforce バックアップ ベンダーを評価しました。その中で AvePoint を選んだのは、しっかりとした製品を提供していることと、価格が魅力的だったことです。我々は、提供される機能やコストと、自社要件を比較検討しました。Salesforce でいくつかのテスト リストアを実行してみましたが、今のところ問題なく動作しています」と Thong 氏は述べています。
Salesforce と Microsoft 365 の両方にソリューションを提供している企業の質の高さと、管理への柔軟なアプローチが、同組織にとっては大きな魅力となりました。
「AvePoint はしっかりした企業で、数年後には存在しているかどうかを気にする必要はありません。また、グローバル管理者権限を IT 担当者全員に付与する必要がなく、より安全性が高いことも評価しています」 と Thong 氏は語ります。「当組織では、Salesforce のバックアップを Salesforce 管理者に、OneDrive のバックアップを OneDrive 管理者に委任しています。これは素晴らしい機能です。」
Vision Australia 社では、AvePoint のバックアップ ソリューションに大きな価値を見出しています。
「Microsoft 365 では年間平均約 10 回のリストアを行っています。内容としては、主に Exchange と OneDrive を対象に、ユーザーがアイテムを紛失したり削除したりした場合のリカバリーを行います」 と Thong氏は説明します。
「例えば、半年前に退職した役員がいたのですが、その役員が持っていた、プロジェクトに関連するドキュメントを、時間が経過してからでもリカバリーすることに成功しました」 と同氏は語ります。「サイト全体やメールボックスをロールバックする必要なく、必要なアイテムだけをリストアできるのは大きなメリットです。アイテム レベルまで粒度を指定できるのは非常に魅力的です。Cloud Backup の使い勝手の良さ、そしてメンテナンスがほぼ必要ないところは、第一級の製品といえると思います。」