Zedi、DocAve を使用した SharePoint 2010 への移行作業で Microsoft SharePoint データのリストア作業にかかる時間を 98% 削減し、約一か月分の作業短縮を実現

クリティカル ニーズ

  • 削除済みエンドユーザーの SharePoint コンテンツを迅速か つ完全忠実にリストア
  • データの完全忠実性を保持した まま SharePoint コンテンツのシ ンプルな移行

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  • Zedi 様
  • 顧客ロケーション カナダ アルバータ州
  • 業界 エネルギー・公共
  • プラットフォーム SharePoint 2010
  • AvePoint ソリューション

    バックアップ & リカバリー

    AvePoint の移行ツール

ハイライト

  • 削除されて 90 日以上経過した SharePoint コンテンツを完全忠実な形でエンドユーザーにリス トア、予測所要時間を約 98% 削減
  • シンプルなカスタム移行機能により、Microsoft Office SharePoint Server (MOSS) 2007 から Microsoft SharePoint 2010 へのアップグレード作業にかかる期間を約一カ月短縮する ことに成功
  • 移行作業に際し、データの忠実性を保持したまま社内要件に基づくコンテンツの再構築を実現
quote “DocAve によって、重要な SharePoint コンテンツを復旧させることができるようになり ました。何も欠けることのない完全忠実な復旧のおかげで、 安心して作業を進めることができるのです” quote
Dean Greenhorn ネットワーク管理者 Zedi

挑戦

Zedi では、Windows SharePoint Services (WSS) 2.0 の頃から SharePoint を使用しています。社内で抱える 500 名ほどのナレッジ・ワーカーのため、当時から Zedi はドキュメント管理、企業内検索のためのプラットフォームとして SharePoint に大きな信頼を寄せてきました。最近ではビジ ネスに有用な SharePoint の様々な機能を活用しようという活動も大きくなってきているといいます。 その一環として Zedi では現在、外部ビジネス データのレポート化や、 Microsoft InfoPath フォー ムを併用した社内成績レビュー プログラムなども SharePoint 上で行っています。

しかし、何年にもわたる活用の結果 SharePoint 内コンテンツが増え、プラットフォームがますます成長していくにつれ、Zedi のネットワーク管理者である Dean Greenhorn 氏は、SharePoint 既定のデータ保護機能だけでは社内のニーズに間に合わないと感じるようになったといいます。「STSADM コマンドラインを活用したとしても、コンテンツの最小単位でのリストアはできません。またたとえば日付ス タンプや更新履歴、既に削除してしまったコンテンツの自由な復旧など、私たちのビジネスにとって重要 なものが欠けていると感じることが増えてきたのです」 Greenhorn 氏は話します。「リストアが必要になった際は、まずコンテンツ データベース丸ごと検証環境内のファームに復旧し、そこから必要なデータ を必要な場所へ移動します。しかし、この作業は最低でも丸一時間はかかってしまいます」

より粒度の小さいデータ保護や迅速なリストア機能の必要性を日に日に 強く感じるようになっていた Greenhorn 氏は、サードパーティ ソリューショ ンの検討を始めました。

AvePoint のソリューション

迅速なデータ復旧

やがて彼は、Zedi のデータ保護要件をクリアするツールとして、AvePoint による DocAve ソフトウェア プラットフォームから DocAve バックアップ& リカバリーの導入を決定します。DocAve を導入したことにより、Zedi の SharePoint 環境では社内全体のバックアップを実現できただけでなく、 コンポーネント、データベース、インデックス、構成など、SharePoint 内の すべての要素を素早く、簡単に復旧することが可能になりました。 DocAve の最小単位リストア機能を使用することで、Zedi 環境内の重 要なドキュメントやサイト、サブサイトなどを元環境に、営業時間内であっ ても迅速かつ完全忠実にリストアさせることができるのです。「DocAve に よって、重要な SharePoint コンテンツを復旧させることができるようにな りました。何も欠けることのない完全忠実な復旧のおかげで、安心して作 業を進めることができるのです」 Greenhorn 氏は語ります。「DocAve を使ってコンテンツの復旧を行うようになってから、ファーム レベルでもアイテ ム レベルでも作業は実にスムーズになり、問題も発生しなくなりました」

Greenhorn 氏はまた、DocAve ソフトウェア プラットフォームの中に格納されている様々な他のソリューションについても検討を始めます。「まさに DocAve に恋をしたような気分でした。私はこのソフトウェアに実装された 機能を片っ端から調べ始めたのです」 Greenhorn 氏は話します。この 結果、Greenhorn 氏は Zedi 環境への更なる DocAve ソリューション の採用を決めることになります。

SharePoint 2010 へのシンプルな移行

Zedi は、ワークフローや InfoPath ソリューション使用という観点から、 MOSS 2007 から SharePoint 2010 へのアップグレードを決定しまし た。Greenhorn 氏は当初この移行作業にあたって、データベースの再ア タッチという手法を使うことを考えていましたが、検討の結果 DocAve の 移行ソリューションを使用した方がはるかに簡単に進められるということに気 づきます。DocAve 移行ツールは既存バージョンの SharePoint から新 バージョンへ、アイテム、サイト、サイト コレクションなどのレベルで完全忠実 かつビジネス要件に沿った形でのコンテンツ移行を実現します。DocAve では作業のスケジュール化も可能ですが、Greenhorn 氏は 50 GB に およぶ Zedi 環境内のコンテンツを、リアルタイムで移行することを決めまし た。

「私はまず MOSS 2007 検証環境から開発環境に向けてサイトを移行しました」 Greenhorn 氏は話します。「そこで各ユーザーに移行したサイトが正常に動作するかを確認してもらい、その上でさらに SharePoint 2010 本番 環境に向けて、AAM リダイレクト機能を使用しながらリアルタイムで移行作業 を実行しました」

Zedi の環境では複雑なカスタマイズや Web パーツを使用していたため、移 行ジョブが正常に機能しなくなることもありました。その場合 Greenhorn 氏 は、データベース再アタッチ機能を活用してログの読み取りを行ったといいま す。DocAve のプリ移行スキャン機能のおかげで、Greenhorn 氏は問題が 発生しても効率的に解決することができたと話します。

Greenhorn 氏はまた移行作業に際して、DocAve のフレキシブルな展開 機能を活用することで、展開先の社内 SharePoint 2010 環境を最適化し、コンテンツを整理する事に成功しました。「データベース再アタッチ機能を使 用した移行を考えたとき、これだけのカスタマイズを施した複雑なサイトの移行 なので、私はあと 1 か月は作業が必要だろうと考えていました。しかし DocAve を使うことで、複雑なサイトもシンプルに移行することができました」 Greenhorn 氏は語ります。「ソリューションが不足している場合でも、ただ新 しいファームに再インストールして既存の DocAve プランを再開するだけで済 んだのです。DocAve はまた、社内要件に合わせてファームを再設計し移行 するという柔軟性も可能にしてくれました」

最終結果

SharePoint 2010 環境に移行したデータに対する適切な保護が実現した現在、Greenhorn 氏はさらなる DocAve ソリューションの導入を検討しているといいます。DocAve コンテンツ マネージャーや DocAve 管理センターと いったモジュールです。「DocAve コンテンツ マネージャー を使用すれば、サイ トやコンテンツの再構築が最小限の労力で実行できるようになると考えていま す」 Greenhorn 氏は話します。

顧客紹介 Zedi 様

Zedi Inc. (以下 Zedi) は、石油・ガス生産者に対して総合的なサービス、アプリケーション、テクノロジーを提供し、クライアントによる生産性の管理・向上を目指す企業です。

Zedi 様