コロナ禍が与えた影響とデジタルワークプレース実現に向けて
COVID-19 のパンデミック、”コロナ禍”において、企業は迅速なデジタルトランスフォーメーションを求められました。
この eBook では、英国の 200 社以上の企業が、いかにしてシームレスな事業継続を実現したのか、直面する課題は何か、今後どんな IT 投資を行うのかをヒアリングしたレポートをご紹介します。
デジタルワークプレース実現にむけて、企業がすべきことをエキスパートが解説します。
急速な DX に伴う課題と その解決策
COVID-19のパンデミックを経て、ビジネスの状況は激変し、多くの企業がデジタルやリモートの労働環境を推奨しました。
しかし、この未曾有の時代に、ガバナンス、コンプライアンス、ユーザーエクスペリエンスといった中核的な問題に取り組まずに、Microsoft 365やデジタルコラボレーション技術の導入を急いだ組織もありました。
これらの懸念に加えて、ハイブリッドなワークスペースへの関心が高まっていることから、リーダーはいくつかの重要な問題を抱えています。
コロナ禍がコラボレーションを伴う業務にどのような影響を与えたのか、下記のようなリサーチ結果をご紹介します:
- ITチームは、自分たちのコラボレーションのセキュリティに自信を持っています。 ほぼすべて(95%)の企業が、社内外の規則に準拠していると考えています。同様に、自社のデジタルコラボレーション環境がデータ漏洩や不正アクセスから守られているという確信が持てないのは、わずか7%でした。
- しかし、現在、ガバナンス、コンプライアンス、セキュリティの日常業務を行っている企業は、全体の約 4 分の 1 に過ぎません。 毎年、Microsoft Teams の設定やメンバーシップをチェックし、潜在的なリスクを確認しているのは、わずか 28% です。ゲストユーザーを削除しているのは 25%、監査のために特定のデータへのアクセス権を持つ人を特定できる人は 4 分の 1 以下(22%)、1 年以上前に削除された個々のファイルを復元できるのはわずか 13% でした。
Exec Survey 社と iGov Survey 社が共同で実施した本レポートでは、英国の 200 社以上の企業が、社会の急速な変化の中でどのようにしてシームレスな事業継続を実現したか、現在どのようなセキュリティ上の課題に直面しているか、そして今後 6ヶ月間にどのようなポリシーや手順を優先的に実施するかについて明らかにしています。
コロナ禍における実際のデジタルコラボレーションの事例をご紹介します:
- City of Port St. Lucie は、不適切な数千の共有リンクを修正し、Policies & Insights でゲストアクセスの監視を改善
- Metropolitan Council は、COVID-19 の在宅勤務命令に Cloud Governance と Microsoft Teams の導入で対応
- Swinburne は、 Cloud Governance を利用して、コロナ禍に Microsoft Teams を学生に迅速に提供