佐賀銀行、DX戦略加速に向けAvePoint のクラウド管理運用ツールを導入
行内コミュニケーションツール管理の自動化で、IT部門の作業負担90%削減と内製化を同時に実現
AvePoint Japan株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:塩光 献、以下「AvePoint Japan」「当社」)は、Microsoft 365をより安全・簡単に運用するためのツール「AvePoint Cloud Governance」と「AvePoint Policies & Insights」が、株式会社佐賀銀行(本社:佐賀県佐賀市、取締役頭取:坂井 秀明、以下「佐賀銀行」)に導入されたことをご報告します。
今回の導入を通じて、行内のコミュニケーションツールとして活用されているMicrosoft Teamsの権限管理やセキュリティリスク対策が自動化され、情報システム部門の作業負担が最大90%削減されたほか、ガバナンスやセキュリティ強化を実現しました。当社サービスの金融機関への導入は、11件目となります。
佐賀銀行がAvePointの製品を導入した背景
佐賀銀行は「金融の枠を超えて地域の価値向上を実現する銀行グループ」を目指しており、この戦略の一環として、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進による行内や顧客とのコミュニケーション変革を目指しています。従前は電話やメールが中心だった行内外のコミュニケーションですが、DX推進のためにはチャットやWeb会議の導入が不可欠という課題感から、2022年からMicrosoft 365を導入、コミュニケーションツールとしてMicrosoft Teamsの活用が開始されました。行内全体へ展開されたMicrosoft Teamsでは、部署ごとのチームや、部署横断のチーム、お客様をゲストに招いたチームなどが次々と作成され、コミュニケーションが活性化していく一方で、セキュリティやガバナンスの課題が浮上しました。
使われないチームやユーザーアカウント(ゴーストチーム、ゴーストユーザー)の放置やゲストメンバーの管理が煩雑になるなどのセキュリティリスクを含む問題や、チーム作成やメンバー追加の手続きが情報システム部門に集中したことで作業負担が大きくなるという問題も生じました。
佐賀銀行はこれらの課題を解決するため、2022 年 11 月に課題解決のための情報収集を開始し、複数社の製品を検討する中で、セキュリティとガバナンス強化をワンストップで実現できるAvePoint製品の採択が決定しました。
「AvePoint Cloud Governance」と「AvePoint Policies & Insights」が導入されたことで、組織外のゲストメンバーが参加するチームの管理強化や、ゴーストユーザーの発生回避、使用されていないチームの棚卸し等が自動化され、情報システム部門の作業工数が最大90%削減されました。また作業工数の削減により、最小限の人数での運営体制の内製化が実現するなど、現場の生産性を大幅に向上させています。また業務効率化のみならず、AvePoint 製品の独自機能を用いて、従来紙で行なっていた“チーム作成の申請処理”が容易になったことで、Microsoft Teamsの活用がさらに進み、コミュニケーションツールの使いこなしの加速が期待されています。
佐賀銀行 業務統括本部 システム部 副部長 林田 浩明氏 コメント
「今回、AvePoint Japanの製品を採択した理由は、管理業務を簡素化しながらガバナンスやセキュリティを強化できる機能がひととおり揃っているという点でした。また、佐賀銀行が掲げているDX 推進では “内製化” を重視しているのですが、その点でもAvePoint 製品なら設定のサポートさえ完了すれば、容易に実現できたことも大きな理由の一つです。AvePoint 製品でガバナンス基盤が確立されたので、今後さらなるDX推進が加速していくことを期待しています。」
事例詳細記事 「佐賀銀行が推進する DX 戦略、AvePoint 製品導入でさらなる安心安全な体制へ Microsoft Teams のガバナンス強化とIT部門の負担軽減を実現」
https://www.avepoint.com/jp/case-studies/the-bank-of-saga
「AvePoint Cloud Governance」について
AvePoint Cloud Governanceは、Microsoft Teamsを安全・便利に管理できるツールとして高く評価され、自治体や大企業をはじめ様々な企業で採用されています。社内で利用ルールやポリシーを定めずにユーザー任せにしていると、多くの組織で「チームの乱立」という課題が発生します。例えば、Teams のチームが好き勝手に作られ、誰が管理者なのかも曖昧になってしまい、結果として不要なチームが残り続けてしまいます。また、それぞれのチームの外部共有設定を個別に行うことができないため、外部ユーザーに対してのガバナンスが効かず、情報漏洩のリスクが放置されているケースも多く見受けられます。 AvePoint の「Cloud Governance」を利用することで、Teams管理のベストプラクティスをあらゆる組織で実現させることができます。AvePoint Cloud Governanceは、現在100社超の導入実績ですが、2024年度末までに150社への導入を目指しています。
https://www.avepoint.com/jp/products/cloud/office-365-governance
「AvePoint Policies & Insights」について
Policies & Insights (PI) は、Microsoft 365 テナント全体を網羅したセキュリティレポートをシンプルな操作で生成することが可能となる SaaS サービスです。Microsoft 365 環境をモニタリングし、「機密データにアクセスできるのは誰か」「機密データにアクセスしたのはどのユーザーか」「脅威となる危険性のある外部ユーザーが存在しないか」 等の重要な問いに、すぐに答えを出すことができます。
PI は、使用中の Microsoft Teams のチーム・Microsoft 365 グループ・SharePoint のサイト・ OneDrive のセキュリティ状態を可視化します。ルールや権限の制御レベルを選択・設定し、リスクを定義することにより、ポリシーを自動適用することが可能です。
https://www.avepoint.com/jp/products/cloud/policies-insights-microsoft-365
■世界11カ国に展開、クラウド導入・運用管理支援を行う「AvePoint」について
AvePointは、2001年に米国で創設されたIT企業です。マイクロソフト社のグローバルパートナーとして、同社製品導入時のデータ移行などでビジネスを拡大しています。現在、世界11カ国(カナダ、オーストラリア、南アフリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、スイス、日本、シンガポール、中国)に展開、17,000 社以上(900 万人以上のクラウドユーザー)の Microsoft365 導入企業に対して、クラウド環境へのデータ移行から、移行後の運用管理、データのバックアップまで、企業の IT 部門が抱える課題に対し包括的なソリューション提供しています。2008年より日本へ参入し、多くの官公庁や大企業へサービス導入しています。
米国本社は2021年NASDAQ上場。マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー2023受賞。
社名:AvePoint Japan株式会社
所在地:東京都港区高輪 4-10-18京急第一ビル 11F
代表取締役CEO:塩光 献
設立日:2008年6月3日
URL:https://www.avepoint.com/jp
【本リリースに関するお問い合わせ】
AvePoint Japan株式会社 マーケティングチーム
電話:03-6853-6300 | メールアドレス:Marketing_JP@avepoint.com
AvePoint について
「Collaborate with confidence、世界中の企業に快適で安全な IT 環境を」
AvePoint は SaaS とデータ管理のための最先端プラットフォームを提供し、SaaS 運用の最適化と安全なコラボレーションを実現します。
900 万人以上のクラウドユーザーが当社のソリューションを利用しています。
AvePoint の SaaS ソリューションは、100 以上のクラウドマーケットプレイスを通じてマネージドサービスプロバイダーにも提供されており、パートナーが中小企業の顧客に対してより良いサポートを提供し、管理することができます。
2001 年に設立された AvePoint は、6 度の Global Microsoft Partner of the Year を受賞しており、本社はニュージャージー州ジャージーシティに位置しています。詳しい情報は https://www.avepoint.com/jp をご覧ください。
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