Microsoft 365全社導入ロードマップ!各ライセンスの特徴も紹介

投稿日: 11/08/2024
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Microsoft 365 を企業に導入する際、ライセンスの選び方や導入の進め方に迷っている担当者の方も多いのではないでしょうか。

今回は、Microsoft 365 の法人向けライセンスの種類と特徴、導入の進め方について解説します。

そもそもMicrosoft 365にはどんなライセンスがある?

はじめに、Microsoft 365 の各ライセンスで提供される機能や特徴について、以下で詳しく見ていきましょう。なお、ここで紹介する料金は 2024 年 10 月 28 日時点のものです。

Business Basic

Business Basic は、Web 版とモバイル版の Office 製品や、Microsoft Teams、1 人あたり 1TB のクラウドストレージなどが利用できるライセンスです。

料金は 1 ライセンスあたり 899 円/月(税別)と、法人向けライセンスのなかで最も安価です。

Business Standard

Business Standard では、Business Basic の機能に加えてデスクトップ版の Office 製品やウェビナー開催、Microsoft Clipchamp による動画編集などの機能が利用できます。

料金は、1 ライセンスあたり 1,874 円/月(税別)です。

Business Premium

Business Premium は、Business Standard の機能に加えて高度なアクセス管理や強力なサイバー脅威対策、機密情報の保護など、管理面での機能が強化されているのが特徴です。

料金は、1 ライセンスあたり 3,298 円/月(税別)です。

Office 365 E1

Office 365 E1 は Web 版の Office 製品やクラウドストレージが利用できますが、Microsoft Teams は含まれていません。Teams を使用したい場合は、別途ライセンスが必要です。

料金は、1 ライセンスあたり 1,161 円/月です。

Microsoft 365 E3

Microsoft 365 E3 は大企業向けのライセンスで、デスクトップとモバイル用の Microsoft 365 アプリや中核的なセキュリティと ID 管理機能などが利用できます。

Business Premium などのプランでは提供されていない Access や Visio など、多彩なアプリが含まれています。

料金は、1 ライセンスあたり 5,059 円/月(税別)です。

Microsoft 365 E5

Microsoft 365 E5 も大企業向けのライセンスです。Microsoft 365 E3 の機能に加えて高度なセキュリティ機能や Power BI を使ったビジネス分析などが提供されています。

料金は、1 ライセンスあたり 8,208 円/月(税別)です。

Microsoft 365導入のために必要なこととは?

ここでは、企業に Microsoft 365 を導入するために必要なステップについて、詳しく見ていきましょう。

まずは導入の目的を明確に

まず、Microsoft 365 を導入する目的を明確にしましょう。

「なぜ全社導入を検討するに至ったのか」などを明確にしておくと、自社に最適なライセンスを選びやすくなります。また、全社導入を検討していても、場合によってはミニマムスタートのほうが適しているケースもあります。

Microsoft 365 は導入後にライセンスを追加できるため、目的や予算に応じて柔軟に導入方法を検討してみてくださいね。

予算を設定しよう

Microsoft 365 の導入時には、予算の設定も重要です。予算が限られている場合は、その範囲内で利用できるライセンスを選びましょう。

ただし、予算ばかりを重視すると、必要な機能が揃っていないライセンスを選んでしまう可能性があるため注意してください。反対に、必要以上の機能を備えたライセンスを選ぶとすべての機能を活かしきれず、費用対効果が下がってしまうため、こちらにも注意が必要です。

ライセンスの特徴を踏まえて検討

先述のとおり、Microsoft 365 には複数の法人向けライセンスが用意されています。

料金や機能がそれぞれ異なるため、導入目的や予算、費用対効果を考慮して、自社に最適なライセンスを選びましょう。

他社ソリューションが必要かを検討する

Microsoft 365 は単体でも便利なサービスですが、他社のソリューションと組み合わせることでより活用の幅が広がることがあります。

場合によっては、Microsoft 365 のライセンスグレードを下げ、他社ソリューションと組み合わせるほうがコストパフォーマンスが高くなるケースも考えられます。

Microsoft 365 と連携できる外部サービスの導入も検討してみましょう。

ツールの機能と目的のすり合わせをしっかり行って!

Microsoft 365 は複数のライセンスがあるため、機能や予算に応じて最適なものを選びましょう。

目的によって必要な機能も変わってきます。場合によって、部門ごとにライセンスを変更したり、他社ソリューションを利用したりすることも考えましょう。

他社ソリューションとの同時導入を検討されている方は、Microsoft 365 のデータ移行や運用管理などに対応したソリューション、AvePoint をぜひご活用ください。

お問い合わせはこちらから

https://www.avepoint.com/jp

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