私のMTA合格体験記 <後編>

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By CM
投稿日: 11/25/2014
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私のMTA合格体験記 <後編>

こんにちは!ローカライズチームの CM です。ユーザーガイドや製品カタログなどの翻訳を担当しています。
前回 に引き続き、Microsoft 主催の資格試験 MTA (マイクロソフト・テクノロジー・アソシエイト)セキュリティの基礎」 (98-367) の合格体験記を紹介しています。

◆ セキュリティの一般知識の勉強法

MTA は Microsoft 主催の資格試験であるため、当然のことながら Microsoft の製品・用語を中心とした知識が問われます (BitLocker など) し、これらはもちろん正確に理解しておく必要があります (こちらも、Technet の情報が大いに役立ちます)。

しかし、セキュリティは分野としてカバーする範囲が広く、また MTA に関しては参考文献があまり多くないため、一般的な知識に関しては、例えば 情報セキュリティ初級認定試験 (主催: 全日本情報学習振興協会) の問題集 (私は 『らくらく突破 情報セキュリティ初級認定試験公式テキスト』 を使いました) や、日経PC 21 などの雑誌記事を使用して勉強するのもよいアイディアだと思います。

これらの問題集を繰り返し解いてみて、何度も間違えるものは別のノート等に問題ごと書き出し、それぞれの用語について解説を書いてみるのは、非常によい勉強になります。

通常の仕事をこなしながら勉強をするのはとても大変なことですが、通勤時間や寝る前など、ちょっとしたスキマ時間を見つけて、例えばスマホやタブレットで問題を解いたり、解説を読んだりすることで、ずいぶんと勉強がはかどります。

また、用語の知識を問われる問題も多いため、例えば単語カードアプリを活用して、「表面」 に用語、「裏面」 に解説を書き、ちょっとした空き時間にペラペラめくってみれば、とても気軽に、そして有効に勉強することができますよ。私は試験前の 2 週間は 1 日に 30 分~ 1 時間、通勤中や休み時間などにこの方法で勉強し、家に帰ってから寝るまでの数時間をノートのまとめなどにあてて、更に週末に模擬問題などを解くことで、本番に備えました。

 

◆ 勉強もコラボレーション?!

また、一緒に勉強する仲間がいたことも、とても励みになりました。試験の直前 (1 週間~当日まで) にはチームメイトにお願いして、空き時間などに問題を出してもらったりしました (その代わり、こちらも相手の受けている試験問題からランダムに問題を読み上げ、答えてもらいます)。

また、理解が微妙な単語や概念などは、ホワイトボードに図を書いて説明し、説明が不明瞭なところや疑問点などを質問してもらうことで、理解が万全であるかどうかを確認することができました。チームメイトの前で恥をかきたくない一心で必死に勉強するため (& みんな結構ツッコミが激しいので)、苦手分野の対策におすすめです。

資格取得後は、例えば新聞や雑誌、業界ニュースなどに何気なく出てくる用語をより深く理解できるようになり、セキュリティに関する関心も高まって、翻訳の精度も向上したように思います。また、MTA にはセキュリティのほかにも前出のネットワークや データベース など、いろいろな分野があるため、複数受験すれば体系的に学習することができます。

もうすぐ年末、来年の目標を何にするか考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。資格の取得を考えていらっしゃる方々の参考になれば幸いです。私も進化を続ける クラウドサービスCRM 関連製品 に対応するため、さらに一段上の翻訳者を目指して頑張ります!

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