同氏はこれを受け、既に 250 万人以上の市民開発者が利用している Power Platform においては、Microsoft Flow に RPA 機能が搭載され、「Power Automate 」となること、また、AI 駆動型のインテリジェントなバーチャル エージェントの展開を非技術者にも可能にする、ロー/ノーコード でボットを構築できる「 Power Virtual Agents 」が仲間入りすることを発表しました。
デモでは、芝生の管理会社が Power Automate と Power Virtual Agents を援用し、ローコードで顧客とのやり取りを自動化することに成功した例や、全米各地にいる米国赤十字社のボランティアが、Microsoft Teams と Power BI をはじめとする Power Platform を利用して危機対策にあたった例が紹介され、「開発の知識がない人でも、予算が多くない中小企業でも、時間もお金もかけずにビジネスを変革することができる」 とのメッセージが強力に打ち出されていました。
これまで現場レベルでの作成が困難な傾向にあった RPA を一気に身近なものとしてくれる可能性を秘めている Power Automate ですが、Microsoft Teams と同じく、管理対策が問題になってくることも予想されます。ライセンス等も含め、今後の方向性に注視したいところです。
【Microsoft Teams プライベート チャネル & マルチ ウィンドウ、Project Cortex】
1 万人以上の従業員を抱える世界の大規模企業・組織のうち 350 社以上が Microsoft Teams を利用しており、「Microsoft Teams は画期的な経験 (breakout experience)」 と語る同氏は、チームワークのハブ (中心点) としての Microsoft Teams の立ち位置を再認識するとともに、待望されていた プライベート チャネル、マルチ ウィンドウ チャット、会議用の別ウィンドウなどの機能追加を発表しました。
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