リモート試験の実施をためらう教育機関は少なくありません。その理由のひとつが、「試験アプリへアクセスしている際に、受験生がデジタルで不正を行っていないことを試験官が有効に監視できない」という課題です。そんな懸念を払拭するソリューションが Examena です。
Examena は最新の機能アップデートでこの問題に対処するため、ホワイトリスト機能を強化しました。これにより、持ち込み禁止の試験において特定アプリケーションの利用を許可し、ホワイトリストに登録できるようになりました。
※この記事は、米国 AvePoint で 2021 年 11 月 18 日付で公開された記事 “How Examena’s Whitelist Feature Enables Test-Taking Flexibility and Integrity” の内容を日本語訳したものです。
試験の作成時に、試験中にアクセスを許可する URL とアプリを設定できます。Windows と Mac のいずれの OS に対してもこの設定は可能です。
受験者は試験のあいだ、Examena アプリで許可された URL やアプリにのみアクセスできるようになります。
また、このホワイトリスト機能では、受験者の回答に必要な計算や説明、明確化のためのツールや資料へのアクセスを柔軟に許可できます。
さらにこの設定を Examena のウェブ ポータルで簡単に一括管理できるため、試験を実施する方にとっても非常に使いやすい機能になっています。Examena アプリは、あらゆる受験者に対し、信頼性が高く管理の行き届いたデジタル環境を提供します。必要に応じて受験に必要なツールを事前承認し、それ以外へのアクセスを遮断します。まさにリモート試験の運用上の懸念を払拭するソリューションと言えるでしょう。
持ち込み禁止のリモート試験で Examena アプリを活用することで、試験官にとっての懸案事項となっていた受験者のインターネットへのアクセスや Examena でホワイトリストに登録していないアプリへのアクセスを遮断できます。
この機能で、教育機関がより多くのリモート試験を柔軟に実施できるようになります。学習成果を評価する際の不正防止機能が、学習体験のデジタル化に向けた新たな道を切り開くでしょう。
Examena の他の機能や、学習体験の可能性を広げる AvePoint EduTech のソリューションに興味がある方は、ぜひ AvePoint のウェブサイトをご覧ください。
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