皆さまこんにちは。たびたび生態が謎と言われている、AvePoint の H です。
今年前半に Skype の自動翻訳機能が発表され話題になりましたね。弊社には複数言語を操る人間がおりまして、そのような人間とこの機能が本当に使えるのか悪ノリで試してみましたよ!言語は英・日・仏とちょっと伊語も・・・相互でやってみました。(このあと別途、中 ⇐ ⇒ 仏言語間でも試しました)
Skype の音声同時通訳の性能を試してみた
言語設定画面です;
ここにマーケティング戦略が垣間見えるところなのですが、
“話す” オプションで日本語を選択することができません。(=現時点では日本語対応への需要が低いと判断されている、ということですね )あるのは英・仏・西・伊・独・中です。
“書く”オプションだと思ったよりも、いろいろな言語に対応しています。もちろん日本語も。(オトミ語とかあるし、それにクリンゴンって…?!)
“話す” オプションで選択できる言語を選ぶと何が起きるか、というと
例えば自分が話す言語で “フランス語” を選択し、相手が話す言語で “英語” を指定すると
こちらがフランス語で話した言葉が、向こうには英語で聞こえる、ということです。
いや、自分の話したフランス語が向こうで中国語にちゃんと変換されて、しかもやたら甲高い中国人男性の声で聞こえているときは笑いました。( “声” のオプションで男性声か女性声が選択できます)
さて。
日本語のあの文字はどう自動翻訳されるのか?Skype のテキストメッセージの自動翻訳を試してみると…
本来であれば、初めに相手側がフランス語でしゃべってきたのがちゃんと日本語に聞こえるか、という実験をしたかったのですが、上述のように “話す” オプションでそもそも日本語が選べない、という大変残念なことがわかりましたので、“書く” オプションのテキストメッセージの自動翻訳の性能を試しました。
こんな感じです;
相手が英語で打ったテキストが日本語に自動翻訳され、1 行目に表示されているのがわかるでしょうか?
こちらが日本語で打ったテキストは、相手側ではちゃんと英語に自動翻訳されて、表示されているようです。
ちょっと慣れてきたところでもっと実験してみました。
・・・・だんだん日本語がおかしく感じてきました。
顔文字はだめなようです。残念。Coolなのに。。。
・・・・複雑な時制はだめみたいです。
ちなみに冗談もダメでした。
と、このような感じで簡単な日常会話であればまぁ意味は通じそうですが
現時点では、ビジネス現場での使用は難しいなぁという感じでした。
今回実験したのは Preview 版なので、まだ本気の製品ではありませんが。。。
ということで、Skype の音声同時通訳・自動翻訳機能を使って日本人が異国の方を口説けるようになるには、まだまだ時間がかかりそうですね。。
とはいえ、言語の壁を超えたコミュニケーションの実現は夢ではないんだと。
ぜひマシンラーニングに頑張っていただき、日本語翻訳の性能の進化を待ちたいと思います。
そんなことよりもまずは母国語。同じ言葉をしゃべっているはずなのにコミュニケーション ミスって結構ありますよね。。
何かを伝える、というのは意外と難しかったりするのかもしれません。
さて、かなり無理矢理ですが、そんな “人と人をつなぐ” というミッションを今回の Skype の例ではありませんが、弊社ツールを活用して遂行した事例もございますので、気が向いたら、以下のバナーをクリックして、覗いていただければと思います。
ではでは。
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